ふくしま緑の百景
太平洋に面した福島県新地町に位置し「海を見ながら登れる山」として知られている鹿狼山(かろうさん)。標高は430mと低いのですが、周りに高い山がないため、眼下の太平洋の展望はもちろん、遠く宮城県の金華山まで望む感動の景色を初心者の方でも楽しむことができます。四季を通して里山歩きを楽しむことができます。
■ドハマりポイント
鹿狼山と言う名前は、むかしこの地には鹿と狼を連れた手長明神が住んでいたという言い伝えに由来し、貝を好むこの神は、その長い手を伸ばして太平洋の貝を摂って食べ、手長明神が食べた貝が「新地貝塚」になったと言う伝説が残っています。
日本一早い山開きをする山としても有名で、毎年2,000人ほどの登山者が初日の出を見に訪れて目の前に広がる大海原と昇る朝日の美しさに魅了されているとか。リピーターさんがたくさんいらっしゃるのも納得です。
■ハイキングコース
樹海コース:約1.6km(歩行時間約40分)
眺望コース: 約1.1km(歩行時間約40分)
ケヤキの森コース(連絡コース1経由): 約1.95km(歩行時間約45分)
蔵王眺望コース(連絡コース1,2経由): 約2.25km(歩行時間約70分)
■ハイキングマップ
5つの登山コースが整備され、子どもから大人まで楽しむことができるのも魅力の一つです。ふくしま緑の百景にも選定されており、季節によって様々な草花を愛でることができます。
■新型コロナウイルス感染拡大予防対策
「日本一早い山開き」及び「鹿狼山元旦登山」については、新型コロナウィルス感染症が拡大している状況に鑑みて中止することになりました。本イベントを楽しみにされていました皆様にはご迷惑をおかけしますが、何卒ご理解いただきますよう宜しくお願いいたします。なお、入山規制は致しませんので自由登山は可能です。
例年実施していた頂上のライトアップも中止といたします。登山される場合は、足元が大変見にくいので懐中電灯等をご持参ください。