お伝えしたいのは、富岡町という「土地」と私どもが経験した10年間の出来事です。
2011年3月11日まで、そこには「あたり前の日常」があふれていました。
しかし、東日本大震災の影響で生じた原発事故は、富岡町で暮らすという「あたり前の日常」を、突然奪いました。
3月12日、町民は、違う土地で暮らす覚悟ができないまま、ふるさとを離れましたー
当館は、富岡町の「特徴」と、この地域で生じた自然災害・原発災害の「特徴」を展示しています。
みなさまがお住まいの土地と富岡町の似ているところや異なる点を意識しながら、展示をご覧ください。
そして、ご自身がお住まいの地域で「富岡町のような複合災害が起きたら」どうなるか、を想像してみてください。
少しだけ、明日への向き合い方が変わるかもしれません。
〈収蔵エリア〉
町民の協力で保全された、貴重な地域資料を収蔵保存する場所です。
大学等諸機関との連携により整理、研究する部屋も備えます。
〈常設展示室〉
富岡町を中心に地域の歴史とその特徴を伝えるとともに、地域の運命を変えた震災と原子力災害を歴史の大きな「1ページ」として継承し、町の経験を将来に世界に発信します。
〈タウンギャラリー〉
「こころの復興」に向けた、町民や地域住民、来館者の交流の場です。ワークショップなどの事業も行います。
■ドハマりポイント
常設展示室にある、被災パトカーです。
2人の警察官が乗車し、自らの命をかけて町民の避難誘導にあたったパトカーは、津波に飲まれ富岡川河口近くで発見されました。
ご遺族や福島県警察のご理解、住民有志のご協力のもと、保存できました。災害の記憶とお二人の勇気ある行動を伝承していきます。
■新型コロナウイルス感染拡大予防対策
・手洗い、うがいの徹底
・アルコールスプレーによる手指消毒
・マスクの着用
INFORMATION施設情報
名称 |
とみおかアーカイブ・ミュージアム 取材ページ|富岡町の観光スポット (トミオカアーカイブミュージアム)
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電話 |
0240-25-8644
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住所 |
〒979-1151 福島県双葉郡富岡町本岡王塚760-1 アクセス
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開館時間 |
9:00~17:00(最終入館16:30) |
休館日 |
毎週月曜日(月曜が祝日の場合は火曜日) 年末年始 |
公式SNS |
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